きょうは、昨夏の甲子園にも出場した関西学院高等部の広岡監督の取材に行ってきました。
今回の取材は3番を打っていた山崎選手の連続写真解説なのですが、監督さんは第一声…
「こんな身体の小さい子を扱ってくれるのはうれしいですわぁ」
というのも、監督さんは、全国発売の雑誌で扱われるのは、それこそ、超高校級とかドラフト候補とか、特別な存在ばかりだと思っていたのが、山崎選手のようなタイプを取り上げてくれたことに深く、感謝していました。
「実際はね、能力のある子より、こういう身体の小さい子がどうやって打っているのかって、そっちの方が大事なような気はするんですよね」
そうなんです。野球人口はすべてがドラフト候補でも、超高校級でもない。というより、むしろ逆で、そういう選手たちは野球人口の1割でしかない。
だから、その選手たちは「すごい」っていわれて、取り上げられるんだけれども、だれしもが誰も、そういう人たちのことを知りたいかというとそうではない。たとえば、野球のレベルをABCDランクと分けたとして、Bの下のレベルからC、Dの目指しているものとAの目指しているものって、方向性が全く違うでしょ。
僕は、トップのレベルのことを取り上げる編集者の気持ちは大いに分かるし、それじゃない売れないとも思っている。
でも、さらに読者層を増やそうと思ったら、その下の層も見ていかないと、出版不況といわれる昨今では、絶対に伸びないと思う。
逸材や超高校級のレベルが高かったり豊作の時は雑誌が売れるのに、そうでないとき、売れなくなるのは、下の層を無視しているから。これだけの野球人口があるということはふぁんもいるわけだから、それなのに、売り上げが減るっていうのは、そこに問題があると思う。
いつも、僕は言っているんだけどね。上だけ見ていたらアカンって。他にも一生懸命やっている野球選手もいるし、他にも大切なことがあるって、思うのです。
もちろん、大前提にあるのはAクラスの話題ではあるけれど…。
広岡監督とお話をして、やっぱ、みんなそう思ってんだなって再認識しました。
まだまだ、広岡監督と話していて、マスコミの取材姿勢とか、参考になる話をしてくれたんだけど、まぁ、書くと長くなるので、きょうは、ここまでにしておきます。
いろいろ考えさせられた一日でした。
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