〜心で書く!〜 氏原英明 公式ブログ

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これも、時代の移り変わりか。

 奈良・滋賀・京都の代表校も決まり、きょう、兵庫が決まって、明後日には大阪が決まる予定。昨日、雨で順延したことが、どういう影響を及ぼすか、楽しみな点ではありますけど、最近の高校野球のジンクスが変わりつつあるような気がします。

 僕が高校の時、こんなジンクスがありました。

 「春季大会を優勝したチームは、夏勝てない」

 僕は大阪の高校に行っていて、実際、その頃って、それが結構、合ってた。で、大人になってから聞くと、それは大阪だけでなくて、近畿全般的にそういうことが多いと。

 はっきりとした理由は分からないけど、まぁ、簡単なところで言えば、春優勝したことで、受けて立つ立場になり、心をコントールするのが難しい、と。そういうことかなと思っていた。

 だからというわけではないかもしれないけど、夏狙うチームは、意外と春に力を入れてこない、そんな傾向を感じないわけではなかった。

 ところが、数年前から状況が変わって来た。

 奈良では03年、春を制した天理が夏を制した。07年も智弁学園は、春夏連覇。滋賀に至っても、昨年は違ったが、春の優勝校がそのまま、夏を制するってことが増えた。昨年のPL学園もそう、08年の大阪桐蔭もそうだった。

 記念大会のあった年は、五輪と重なって、日程が早まったこともあり、春に優勝した勢いをそのままに!っていう勢いを感じないわけでもなかったが、最近の近畿のこの傾向は実に強まっている感じがする。

 履正社の岡田監督らや智弁学園・小坂監督ら数人に聞いたことがあるが、「今は、自信をつけさせるためには、優勝した方がいい」そうだ。

 今年の近畿を見てみると、奈良は天理が、春と夏を優勝。滋賀も北大津が、和歌山も智弁和歌山が続けて制している。京都は府立工業が早々に敗れてしまったが、大阪が履正社が残っているし、兵庫も報徳学園が決勝に進出している。

 ジンクスはなくなったのか。

 今の時代の子供たちには、「自信をつけさせる」ことが何よりの力になるのかもしれない。

あ、そうそう、寄稿誌発売のお知らせです。

 文藝春秋「Number」~神を見た夏~

 http://number.bunshun.jp/articles/-/41616

 智弁和歌山・高嶋監督のインタビューを担当しました。

Written by 氏原 英明

2010年7月30日 9:16 am

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