選出の電話が鳴る前から目頭を熱くしていた東海大望洋野球部相川監督。
阪本校長が受話器に手を置いた瞬間、校長室は静寂につつまれた。
東海大望洋野球部、春夏通じて初の甲子園出場が決まった瞬間、喜びが校長室全体に溢れた。
校長室を後にしグランドへ向かう途中の相川監督に甲子園での抱負をお聞きした。「出場することだけで満足はしていないので、校歌を歌えるようにがんばってきたい。」力強く語る相川監督に、初出場の喜びを越え、甲子園でなんとしても勝利をあげるんだという固い決意が感じ取れた。
共同記者会見の席、甲子園での采配、その為の練習を問われ、「甲子園だからという采配は考えていない。県大会、関東大会同様自分らしさを出してゆきたい。秋季に欠けていたのは攻撃力、守り投手力は全国に通じる。走塁面と合わせて課題として練習に取り組んでいる。」とコメント。またこのチームで悲願の甲子園初出場を果たせた要因を聞かれ、「大きな要因は、昨年の夏の大会真下を擁して9回2-0でリードするなか2死ランナーなしから同点にされ延長で勝ち越された。あの試合で一球の怖さ、勝負の怖さをもう一度再確認できたことが大きかった。」と語った。また甲子園での目標を果たすための鍵を、攻撃力走塁力アップに加え、投手二枚看板である長友、尾澤両投手の制球力の更なる向上をあげ、これからの紅白戦でその仕上がりを確認してゆきたいとした。
その投手二枚看板の現在の状況を問われると、「県大会が終わった後、エースの長友が肩を痛め関東大会は厳しい状況だった。その後ゆっくり肩を休め年が明けてからは少しづつ投げている。肩に痛みはなく、まだピッチングらしいピッチングではないが徐々にあがってきている状態。尾澤に関しては、かなりの走りこみ、ウェイトで力はついてきていると思っている。両投手ともその仕上がりを今後の紅白戦で確認したい。」とした。
キャプテンの坂本選手、甲子園でどういったプレーをしたいとの問いに「先頭に立ってチーム全員を引っ張ってゆきたい。」どういうふうにチームをまとめてゆくのか?に対しては、「自分が声をかけなくても個々がそれぞれ考え動ける仲間、全員で元気を出して戦ってゆきたい。」とコメント。
出場が決まった瞬間の気持ちを、相川監督は「嬉しい、その一言に尽きます。」坂本キャプテンは「最高でした。」と語りそれまで固かった表情をゆるませ満面の笑顔を浮かべた。
甲子園での目標を「優勝」としたキャプテン坂本君、「感動を与える野球をして東海大望洋の歴史を変えます。」と力強く宣言。また胴上げが終わったあと、ベンチ前に集合したナインに甲子園に向けての心構えを説いていた相川監督、各野球部員たちも表情が一変し引き締まり、甲子園にむけての闘いが既に始ったという感を強く受けた。
昨年の夏の大会でのまさかの敗戦、そして千葉県秋季大会決勝敗戦後にみせた悔し涙、幾度の試練をばねにし乗り越え掴んだ甲子園初出場、東海大望洋高校野球部の健闘を願ってやまない。k.tatsuichi

東海大望洋阪本校長 甲子園出場決定

東海大望洋野球部相川監督 喜びの瞬間

東海大望洋相川監督 胴上げ

甲子園初出場を祝う東海大望洋野球部

東海大望洋坂本キャプテン胴上げ

甲子園初出場を祝う東海大望洋野球部

東海大望洋相川監督 甲子園初出場初優勝を目指して

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