アメリカに続いて韓国も翻弄した前田悠伍、U-18大会では9.2回無失点 伝説の投手になれるか
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前田 悠伍(大阪桐蔭)
台湾で開催されている第31回 WBSC U-18ベースボールワールドカップで、前田 悠伍投手(大阪桐蔭)の快投が続いている。
オープニングラウンドでアメリカ戦に先発して5.2回を8奪三振無失点に抑えた。さらにスーパーラウンド初戦となった韓国戦に先発し、4回を投げて無失点。最速は145キロだった。突出して速くはないが、最も遅くても141キロと、すべて140キロを超えた。平均球速も142.34キロと、国内合宿を含めた4試合では最も速かった。
しかも、コントロール主体で、フォームにも無駄な力みがなく、良い感覚で投げることができている。
今後、前田の登板があるとすれば、最終日の10日の試合。もし決勝戦となれば理想的だ。去年のこの大会、馬淵ジャパンはアメリカ、韓国に敗れた悔しさがある。それを1人で両国を無失点に抑えた。もう1つ抑えなければならない国が台湾となる可能性がある。
去年も完敗だったが、もし台湾との対戦が実現し、完璧に封じることができれば、前田 悠伍は伝説の投手になる。