ドラフト候補に挙がる和歌山東の強打者・谷村剛が2安打4打点の活躍!持ち味は広角に長打が打てる技術【24年夏・和歌山大会】
谷村剛(和歌山東)
<第106回全国高等学校野球選手権和歌山大会:和歌山東10-0南部龍神(5回コールド)>14日◇2回戦◇紀三井寺公園野球場
【トーナメント表】和歌山大会 14日までの結果
春準優勝の和歌山東が5回コールド勝ち。夏の甲子園初出場に向けて、順調なスタートを切った。
今秋のドラフト候補に挙げられている谷村 剛(3年)は3番三塁で出場。3打数2安打4打点の活躍で勝利に貢献した。
高校通算23本塁打を誇る谷村は県内屈指の強打者。「バッティングに関しては目を見張るものがある。近畿でもトップレベルのスイング力をしているのでは」と米原 寿秀は打撃センスを高く評価している。
1回裏の第1打席は「少しタイミングが合わなくて突っ込んでしまった」と一塁ゴロに倒れたが、第2打席以降に本領を発揮した。
2点リードで迎えた2回裏の第2打席では二死一、三塁から変化球を上手く捌き、「芯ではなく、先っぽでしたが、思ったより伸びてくれました」とライトオーバーの2点適時三塁打を放つ。
4回裏の第3打席では6対0の無死一塁から「体を残せることができました」と外角のストレートを左中間に弾き返し、2打席連続の適時三塁打でリードを7点に広げた。
仕上げは5回裏の第4打席。8対0の無死満塁から「少しこすってしまいましたが、自分のスイングができました」とライトに犠飛を放つ。続く4番・辻 奨誠(3年)の適時打で10点差となり、5回コールド勝ちを収めた。
「逆方向に飛ばすことは持ち味なので、今日は逆方向に打つことができて良かったです」と自らの打撃を振り返った谷村。広角に長打が打てるところをしっかりとアピールした。
3回戦では昨年、初戦で敗れた田辺工と対戦する。「絶対に勝って甲子園に行きたいです」とリベンジを誓った。
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