■愛媛県

今治西 渡地 琥太郎(3年・投手)174センチ72キロ 左投左打 西条ボーイズ出身

ショートアームから最速139キロの力強いストレートと「春以降キレを増すことに取り組んできた」スライダーを軸とする変化球を投げ分ける四国屈指の左腕。昨年代表の川之江・山内 太輝投手(現:神奈川大)のような活躍ができれば、9年ぶりの夏甲子園は射程内だ。

今治西の初戦 7月16日(水)vs聖カタリナ学園対八幡浜の勝者 坊っちゃんスタジアム 11:30開始

宇和 渡部 遥斗(3年・投手)177センチ85キロ 右投右打 松山中央ボーイズ出身

130キロ中盤のストレートと多彩な変化球で組み立てる宇和のエース。高校通算15本塁打の長打力も兼ね備える。左スラッガーとしても魅力十分な二宮 侑也(3年主将)とのバッテリーは投打ともにチームの柱。第1シード・松山商ブロックでの躍動が今から楽しみ。

宇和の初戦 7月14日(日)vs帝京第五 宇和島市営丸山公園野球場 10:00開始

宇和島東 櫻井 健大(3年主将・中堅手)177センチ66キロ 左投左打 宇和島市立城北中出身

一塁駆け抜け4秒を切る俊足とバットコントールを持ち味とする宇和島東のリードオフマン。全力疾走でチームをけん引するキャプテンシーも高く、伝統的に長打力が魅力の牛鬼打線に躍動感を加える。この夏はそこに加え……。これは試合の楽しみにしておこう。

宇和島東の初戦 7月17日(水)vs松山西新居浜商の勝者 坊っちゃんスタジアム 14:15開始

西条 宇佐美 球児(2年・投手)181センチ83キロ 左投左打 西条市立西条南中出身

四国地区2025年高卒ドラフト候補の筆頭格にあがるであろう最速143キロ左腕。春季県大会では故障からの回復途上にあったため、登板イニングは限られたが、以降は状態が急激に向上中。スライダーなど変化球にも自信を得つつあり、夏のブレイクが待たれる。

西条の初戦 7月15日(月・祝)vs東予 今治市営球場 10:00開始

新居浜西 八ッ橋 勇樹(3年・投手)175センチ62キロ 右投右打 新居浜市立中萩中出身

四国でも稀有な純粋アンダースロー。ストレートの球速は120キロをゆうに超え、カットボールやシンカーなど変化球の精度も高い。進学校らしく常に思考するエースに打線が呼応できれば、実力校がそろったブロックを突破し突き抜ける可能性も。

新居浜西の初戦 7月17日(水)vs西条東予の勝者 西条市ひうち球場 14:15開始

新田 渡邊 勝也(3年・左翼手)174センチ81キロ 右投右打 えひめ港南リトルシニア出身

6月末現在で四国現役高校生トップの通算20本塁打をマークしている右スラッガー。以前は粗さが目立ったスイングもシャープに成長しており、酒井 真聖内野手(宇和島ボーイズ出身)、木下 春空外野手(今治中央ボーイズ出身)の1年生コンビらを力強く引っ張る。

新田の初戦 7月15日(月・祝)vs今治北大三島・今治南・今治東連合 坊っちゃんスタジアム 11:30開始

松山工 日野 柊斗(3年主将・投手)180センチ65キロ 右投右打 松山市立余土中出身

愛媛マンダリンパイレーツで主将を務めた田口 大地監督指導の下、最速141キロのストレートと130キロ前後の縦スライダーで三振の山を築く隠し玉右腕。制球力にはやや課題を有しているものの、コースに決まった時にはシード校相手でも互角に渡り合える実力あり。

松山工の初戦 7月18日(木)vs北条弓削商船の勝者 西条市ひうち球場 13:00開始

松山東 本山 大智(3年・投手)174センチ81キロ 右投右打 西宮市立甲陵中(兵庫)出身

最速141キロの球速以上にスピンの利いたストレートが魅力。ピンチを背負った際にギアを上げる能力も兼ね備える。「東大野球部か、それとも医者の道に進むか」という人生の選択の前に成し遂げるのは、併合されていた松山商と全国制覇を分かち合った1950年以来の夏甲子園出場だ。

松山東の初戦 7月18日(木)vs新田対今治北大三島・今治南・今治東連合の勝者 西条市ひうち球場 1