2024年秋季の九州地区高校野球福岡大会は12日に準決勝が予定されている。勝てば、九州地区大会(26日開幕・大分)への出場が決まる大一番だ。

 2試合ともに「強豪私立VS伝統公立校」の構図となった。準決勝の対戦カードは以下の通り。(★は公立)

東福岡-★育徳館

西日本短大付-★修猷館

 西日本短大付は今夏の甲子園に出場。夏春連続の甲子園出場を狙って、まずは第一関門の九州大会出場を目指す。甲子園初出場となった1986年夏の翌87年のセンバツにも出場。それ以来の「夏春連続」へ突き進むことができるか。

 東福岡は勝てば、2年ぶりの秋季九州大会出場となる。8強入りした2001年以来、遠ざかっているセンバツに向け、負けられない戦いが続く。5回戦の福岡大大濠戦、準々決勝の小倉戦と、2戦連続完封ゲームで勝ち上がった実力を見せつける。

 藩校時代から歴史をつないできた育徳館修猷館が、私立強豪2チームにどこまで食い下がることができるかも注目だ。