来年春のセンバツ選考の重要参考資料となる、2024年の秋季近畿地区高校野球大会(19日開幕・兵庫)の抽選会が15日に予定されている。

13日に大阪大会が終わり、すべての出場校が出そろった。16チームが来年センバツ出場6枠を争い、ハイレベルな戦いを繰り広げていくことになる。2勝して4強に入ればほぼ当確。最低1勝することが大事となってくるだけに組み合わせが最大の関心事。各チームの対戦カードに注目だ。

17年ぶりの出場を果たした東洋大姫路(兵庫)を率いるのは、履正社(大阪)で夏の甲子園優勝の実績を誇る岡田龍生監督。その岡田監督のもと、履正社でプレーし、コーチを経て、岡田監督の後を引き継いだ多田 晃監督率いる履正社との「師弟対決」が実現するかもしれない。

奈良(奈良)は34年ぶり、大阪学院大(大阪)が26年ぶり、地元兵庫からは20年ぶりに三田学園が出場する。

北稜(京都)、滋賀短大付(滋賀)は初出場。新たな顔として近畿の舞台でどこまで暴れることができるか。

大会4連覇を狙う大阪桐蔭(大阪)をはじめ、優勝経験のある龍谷大平安(京都)、天理(奈良)や、智弁和歌山(和歌山)など常連の戦いにも注目。例年通りのハイレベルな戦いは必至だ。

出場校は以下の通り。

【滋賀】

優勝 滋賀学園

準優勝 滋賀短大付

【京都】

優勝 立命館宇治

準優勝 龍谷大平安

3位 北稜

【大阪】

優勝 履正社

準優勝 大阪桐蔭

3位 大阪学院大

【兵庫】

優勝 東洋大姫路

準優勝 神戸学院大付

3位 三田学園

【奈良】

優勝 天理

準優勝 奈良

【和歌山】

優勝 智弁和歌山

準優勝 和歌山東

3位 市和歌山