15位~11位 「未来の近藤健介」「未来の森下暢仁」などを選出!

15位 宇野 真仁朗内野手(早稲田実業)

177センチ80キロ 右投げ右打ち
長打力:A
巧打力:B
守備力:B
走力:A
将来性:A
ドラフト:中位指名クラス

高校通算61本塁打のうち、木製バットで打ったのは10本以上。春季都大会でも3本塁打を記録したスラッガー。早実では清宮 幸太郎外野手(日本ハム)、野村 大樹内野手(西武)に続く高卒プロ入りも十分に狙える打撃技術を誇る。さらにベースランニングも非常にうまく二塁からシングルヒット1本で十分にホームまで還ることができる。この夏も木製バットで本塁打を量産すれば、もっと話題になってもおかしくない。

14位 田中 稜真投手(旭川実)

178センチ80キロ 右投げ右打ち
直球の威力:A
投球フォーム:B
制球力:C
変化球:B
将来性:A
ドラフト:中位指名クラス

春季全道大会で最速151キロを計測した本格派右腕。春の内容が非常によく、ほとんどのNPB球団が視察に訪れた。躍動感あふれる投球フォームから繰り出すストレートは威力があり、直球主体の投球で抑える。スライダー、カーブ、チェンジアップの精度も高く、投球のバリエーションが広い。ただリリースポイントが安定しておらず、逆球が多い。打者がボール球を振ってくれたために助かったシーンも多い。意図を持った配球で県内上位の打者を翻弄する内容を見せてほしい。


田中稜真(旭川実)

13位 村上 泰斗投手(神戸弘陵)

180センチ73キロ 右投げ右打ち
直球の威力:A
投球フォーム:A
制球力:B
変化球:B
将来性:A
ドラフト:上位指名クラス

YouTubeで研究を重ねて、最速151キロの速球を手に入れた。打者を圧倒する速球派右腕だ。スライダーの切れ味も鋭く、完成度の高さは世代上位。どの試合でも二ケタ奪三振を記録できる。自分のコンビネーションをしっかりと確立している。故障もなく、いつでも150キロ以上の速球を投げ込んでいる。ここまでのアピールはほぼ完璧で、文句を付けようがない。夏も1試合二桁奪三振と無失点投球が続けば、上位指名があっても不思議ではない。

12位 正林 輝大外野手(神村学園)

178センチ84キロ 右投げ左打ち
長打力:B
巧打力:S
守備力:B
走力:A
将来性:A
ドラフト:上位指名クラス

センバツで豪快な本塁打を放ち、木製バットを使った日本代表候補合宿でも特大本塁打を放った。打撃フォームを見ると、どのコースにもしっかりとバットが出て、広角に打ち分けられ、速球投手にも強い。脚力も非常に高く、外野守備も強肩だ。近藤 健介外野手(ソフトバンク)の高校時代を思い出させる逸材で、NPBの世界でも打撃タイトルを狙えそうな予感がある。

11位 狩生 聖真投手(佐伯鶴城)

185センチ73キロ 右投げ右打ち
直球の威力:B
投球フォーム:A
制球力:A
変化球:B
将来性:A
ドラフト:上位指名クラス

大分の県立校から生まれた逸材投手。細身の体型から最速150キロの速球、カーブを武器とする姿は森下暢仁投手(広島)を彷彿とさせる。九州No.1と推すスカウトもいるほどだ。今のプロ野球は細身の本格派右腕を150キロ超えの剛速球右腕へ化けさせるのがトレンドとなっている。狩生の場合、制球力も高く、投球センスも非常に高いので、高いレベルに順応できそう。高卒3年目でローテーション入りする未来が見える。