35位~31位 大化けの可能性を秘めた長身右腕、青森山田の149キロ右腕に注目

35位 徳丸 快晴外野手(大阪桐蔭)

178センチ82キロ 左投げ左打ち
長打力:B
巧打力:B
守備力:B
走力:B
将来性:B
ドラフト:下位指名クラス

1年秋から走攻守すべてにおいてソツなくこなしてきた万能型外野手。最終学年に入るとスラッガーとして覚醒した。6月の招待試合と日体大の練習試合を合わせて5本塁打を記録している。速球、変化球にしっかりと対応した鋭いスイングは恐怖感・期待感がある。6月に見せた打棒を夏の大阪大会でも発揮したい。圧倒的な打撃成績を残す中で走塁、守備もアピールをしていきたい。それができれば、指名順位も上がりそうだ。

34位 茨木 佑太投手(帝京長岡)

187センチ92キロ 右投げ右打ち
直球の球威:C
投球フォーム:A
制球力:B
変化球:B 
将来性:B
ドラフト:下位指名クラス

阪神に入団した兄・秀俊を追ってレベルアップしてきた147キロ右腕。元日本ハムで投手として活躍した芝草 宇宙監督も認める努力家だ。春は140キロ前半の速球、スライダーをうまく出し入れする投球が光ったが、さらにストレートの球速アップを実現させたい。


茨木 佑太(帝京長岡)

33位 洗平 比呂投手(八戸学院光星)

178センチ80キロ 左投げ左打ち
直球の球威:C
投球フォーム:B
制球力:B 
変化球:A
将来性:B
ドラフト:下位指名クラス

140キロ前半の速球と縦に鋭く落ちるカーブで翻弄する本格派左腕。選抜2試合の投球、春の大会を見ると、まとまってはいるものの、圧倒的な投球を見せていない。絶好調時ならば、高校生では太刀打ちできないほどのストレートのキレ、変化球の精度の高さがある。この夏の大会ではその投球を見せてほしい。

32位 関 浩一郎投手(青森山田)

186センチ85キロ 右投げ右打ち
直球の球威:B
投球フォーム:A
制球力:B
変化球:B
将来性:A
ドラフト:下位指名クラス

187センチの長身から140キロ後半の速球、曲がりの大きいカーブを武器に、センバツベスト8入り。調子のばらつきがあるのが課題だ。夏ではどの試合でも140キロ後半の速球で圧倒する投球を見せていきたい。同校から巨人1位指名の堀田 賢慎投手と比べると圧倒的な速球の威力はないが、変化球の精度、フォームの完成度の高さは上回る。NPBは近年、細身の長身投手が剛速球投手へ化けているので、その成長曲線を期待したい。

31位 菊地 ハルン投手(千葉学芸)

200センチ103キロ 右投げ右打ち
直球の球威:B
投球フォーム:B
制球力:C
変化球:A
将来性:A
ドラフト:下位指名クラス

200センチの長身から最速149キロを計測する角度のある速球が注目されているが、実は器用で、三振が奪えるフォーク、カーブは大きな武器だ。カットボールの精度も高く、実戦力の高い大型右腕へ化けようとしている。NPB12球団だけではなく、MLB球団も視察に訪れたという大器は夏の千葉大会でインパクトのある投球を見せたい。

【関連記事】
高校生ドラフト期待度ランキング10位-1位 “超高校級の逸材”の中から1位に輝いたのは…?
高校生ドラフト期待度ランキング20位-11位  大分の県立に現れた森下暢仁2世、木製バットで本塁打量産の大砲など超高校級の逸材たち!
高校生ドラフト期待度ランキング30位-21位 「佐々木朗希型フォーム」の剛腕、高校生No.1捕手、父が元プロの内野手らを選出!
高校生ドラフト期待度ランキング50位-41位 大阪桐蔭のスラッガー、U-18候補左腕、 愛知の安打製造機などがランクイン【2024夏直前版】