2024年秋季中国地区高校野球大会(25日開幕・島根)に出場する16校が出揃った。来年春のセンバツ選考の重要参考資料となる大会。中国から出場2枠を巡る戦いの顔ぶれが決まった。

 各県の中国大会出場校は以下の通り。

【岡山】

優勝 岡山学芸館

準優勝 倉敷商

3位 創志学園

【広島】

優勝 広島商

準優勝 如水館

3位 盈進

【鳥取】

優勝 

準優勝 米子松蔭

3位 米子東

【島根】

優勝 出雲商

準優勝 開星

3位 矢上

4位 大田

【山口】

優勝 高川学園

準優勝 下関国際

3位 西京

 夏春連続の甲子園出場を狙うのは岡山学芸館のみとなった。

 今年の夏の甲子園で、島根から32年ぶりの出場を果たした大社が、107年ぶりとなる夏甲子園2勝を挙げるなど、93年ぶりのベスト8進出を果たして旋風を巻き起こした。

 今大会の開催地でもある島根では、その大社は秋の大会で敗れたが、出雲商が1962年以来、実に62年ぶりとなる優勝を果たして中国大会に出場する。大社と同じ出雲市の伝統を誇るチームが、大社に負けじと、快進撃を見せることができるか。

 島根で4強入りした大田は、2000年以来24年ぶりの秋季中国大会出場。こちらも久しぶりの出場で「島根旋風」を狙う。

 大会の抽選は19日に予定されている。