来年春のセンバツ選考の重要参考資料となる2024年秋季東海地区高校野球大会(静岡)は、19日に開幕する。センバツ出場枠3をかけた熱戦がいよいよスタートする。

大会初日の1回戦のカードは以下の通り。

岐阜第一(岐阜)-掛川西(静岡)

中京大中京(愛知)-宇治山田商(三重)

名古屋たちばな(愛知)-中京(岐阜)

菰野(三重)-聖隷クリストファー(静岡)

3年前、秋季東海大会で準優勝しながらセンバツ切符2枠に入れず、涙の「落選」を経験した聖隷クリストファーが、それ以来の大会に挑む。

21年秋は静岡大会で日大三島に決勝で敗れて準優勝。東海大会でも快進撃を続け、決勝でまたも日大三島に敗れて準優勝した。翌年のセンバツには順当に選ばれると予想されていたが、4強だった大垣日大(岐阜)が当選。聖隷クリストファーナインは涙した。あれから、3年。秋季静岡大会で上位に勝ち進みながら東海大会の切符を逃してきたが、ようやく出場にこぎつけた。

雪辱を期す初戦の相手は、今夏甲子園に出場した菰野。先輩たちが流した3年前の涙も背負って、戦う。