2024年の秋季北海道高校野球大会は20日、準々決勝が行われた。

 東海大札幌は3対1でクラーク国際を下して4強入りした。初回に1点を先制すると3回にも1点を追加。1点差とされた直後の7回にダメ押しの1点を加えて逃げ切った。4番・太田 勝馬内野手(2年)がチーム全打点をたたき出す活躍だった。

 夏春連続の甲子園出場を狙う札幌日大が、9対4で北星大付を破ってベスト4入りを決めた。5回までは0対4の劣勢も、6回に4点を奪って同点に追いつくと7回には5点を奪って逆転に成功した。

 連覇がかかる北海は1対0で釧路江南に勝利し4強入り。初回に挙げた1点を、3人の投手リレーで守り切った。

 駒大苫小牧は7回コールドの8対1で札幌南を退けた。3回に1点を先制すると4回に2点、5回に5点を加えて、秋は6年ぶりとなる全道ベスト4入りを果たした。

 準決勝の東海大札幌札幌日大北海駒大苫小牧は23日に予定されている。