来年春のセンバツ選考の重要参考資料となる、2024年の秋季東京都高校野球大会は、8強が出揃い、26日から準々決勝へと突入する。

ベスト8に駒を進めたのは以下の8校。

早稲田実

小山台

淑徳

明大八王子

帝京

日大三

共栄学園

二松学舎大付

唯一都立校で8強入りを果たした小山台は、近年も都立校としては上々の成績を収めていたが、秋季大会では2013年以来、11年ぶりの8強入りとなった。

ここ11年間、主な成績は以下の通り。東東京大会では準優勝2度と夏に強さを誇っている。春も19年には4強に進出した。

14年夏 8強

15年夏 8強

16年夏 ベスト16

17年夏 ベスト16

18年春 8強

18年夏 準優勝

19年春 4強

19年夏 準優勝

21年夏 8強

22年夏 8強

24年夏 ベスト16

24年秋 8強

準々決勝の相手は、今夏甲子園に出場した早稲田実。近年の対戦では2017年の秋季1次予選では敗れているものの、2013年秋の都大会2回戦では9対5で勝利した。直近の2019年春の準々決勝でも7対6と勝利。8回に逆転するなど勝負強さを発揮している。

今大会でも東亜学園大東大一と強豪を倒してきた小山台。今回の「高い壁」も乗り越える可能性は十分ある。