CSを勝ち抜き、日本シリーズ進出を決めたDeNA。来年はぜひともペナントレースを制したい。そのためにはどのようなドラフトをすればいいのだろうか。

今年は159キロ右腕・中村 優斗(愛工大)を1位に!

 チーム成績を見ると本塁打101、チーム打率.256はともにセ・リーグ1位。宮崎 敏郎内野手(厳木)、牧 秀悟内野手(松本第一)、オースティン内野手ら強力打者が並ぶ。控えには日本球界に復帰した筒香 嘉智外野手(横浜)がいて、ブレイク候補には松尾 汐恩捕手(大阪桐蔭)がいる。野手については良い循環がある。

一方、投手陣の防御率はリーグ5位の防御率3.07。CSの試合を見る限り、弱さは感じないが、強化すべき要素はあるだろう。規定投球回到達者は2人で、先発が心許ない。

 これまでDeNAは、メジャーに進んだ今永 昇太投手(北筑)、今季13勝の東 克樹投手(愛工大名電)ら1位指名の投手がチームを支えてきた。その傾向からすると、関西大の金丸 夢斗投手(神港橘)を指名する可能性は高いが、DeNAは現在、左投手よりも右投手の先発がやや弱いので、愛知工業大の中村 優斗投手(諫早農)がおすすめだ。最速159キロの剛速球、スプリット、スライダーともに精度が高く、四球も出さない。大学生右腕のドラフト1位となれば、2020年の入江 大生投手(作新学院)以来、4年ぶりとなる。歴代の大卒右腕でも稀に見る逸材で、投手陣の層はかなり厚くなるだろう。

2位以降も投手中心か?次世代の遊撃手候補の指名も

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