中学硬式の強豪・関メディベースボール学院中等部が卒業した3年生たちの進路を発表した。

 設立当初からヤングリーグに所属し、昨年3月に行われたヤングリーグ春季大会では見事に優勝を果たした。昨年4月にポニーリーグに移籍。7月に行われた全日本選手権大会では佐賀ビクトリーとの両チーム優勝を飾った。

 近年の卒業生は、東海大相模(神奈川)、京都国際(京都)、智辯学園(奈良)など甲子園常連校に進み、野球関係者から注目を浴びている強豪である。

 侍ジャパンのU-15代表に選ばれた藤田 蒼海内野手は山梨学院、同じくU-15代表の金谷 隆乃助内野手は浦和学院進む。藤田は巧打堅守の遊撃手で、その実力は中学トップクラスと評価された。金谷もパンチ力があり、勝負強い打撃が持ち味だ。

 この連盟はポニー(U-14代表)とコルト日本代表(U-16代表)の2つの代表があり、藤田、金谷とともにコルト代表に選ばれた左の強打者・佐々木 斗眞内野手は盛岡大付、ポニー代表では、エース左腕の井上 友吾投手は大阪桐蔭(大阪)、守備力が高い才田 凱斗内野手は東海大相模、鶴田 啓人投手は敦賀気比(福井)、西田 櫂吏外野手は京都国際に進む。

 その他の進路を見ると創成館(長崎)、関東一(東京)、東海大菅生(東京)、中央学院(千葉)といった強豪校へ進む選手も多い。1年生から公式戦に出る選手が現れるのか注目だ。