ドラフト前日の10月23日の夕方までにドラフト1位指名を公表したのは広島のみで、他の11球団の公表はなかった。
2022年は異例の9球団が公表し、競合となった巨人、楽天以外は単独指名に成功した。
【パ・リーグ】
日本ハム 矢澤 宏太投手(藤嶺藤沢-日体大)
ソフトバンク イヒネ・イツア内野手(誉)
オリックス 曽谷 龍平投手(明桜-白鴎大)
楽天 荘司 康誠投手(新潟明訓-立教大)
西武 蛭間 拓哉外野手(浦和学院-早稲田大)
【セ・リーグ】
中日 仲地 礼亜投手(沖縄大)
広島 斉藤 優汰投手(苫小牧中央)
巨人 浅野 翔吾外野手(高松商)
ヤクルト 吉村 貢司郎投手(日大豊山-国学院大-東芝)
2023年は以下の4球団が公表した。
【パ・リーグ】
西武 武内 夏暉投手(八幡南-国学院大)
ソフトバンク 武内 夏暉投手(八幡南-国学院大)
【セ・リーグ】
広島 常廣 羽也斗投手(大分舞鶴-青山学院大)
中日 度会 隆輝外野手(横浜-ENEOS)
武内は西武、ソフトバンク、ヤクルトの3球団の競合の末、西武、度会はDeNA、中日、ロッテの3球団の競合の末、DeNAへ、常廣は楽天、広島の競合となり、広島が交渉権を手にした。
今年は少なくとも関西大・金丸 夢斗投手(神港橘)、愛知工業大・中村 優斗投手(諫早農)、明治大・宗山 塁内野手(広陵)の大学生3人が競合すると見られており、くじ引きの行方が楽しみである。