10月24日、ドラフト会議が開催され、早稲田実の宇野 真仁朗内野手(3年)がソフトバンクから4位指名を受けた。

 高校生は、花咲徳栄・石塚裕惺内野手が外れ1位で指名されるなど、4人が1巡目で呼ばれたなか、宇野の名前が呼ばれたのは、ドラフト会議が始まってから1時間半後。呼ばれた瞬間、会場には歓喜の声があがった。

 会見場に現れた宇野は、「目標であるプロ野球選手になる、指名を受けることが出来てほっとしました」と語ったうえで、「新しいスタートになるので、身の引き締まる思いです」と早くも、プロとしての覚悟を感じているようだった。

 早稲田実としては、西武・野村大樹内野手が2018年にソフトバンクから3位指名されて以来。実に6年ぶりに高卒NPB選手の輩出となった。しかも、ソフトバンクいえば球団会長を務め、早稲田実のOBでもある王貞治氏がいる球団である。

 将来の選手像について、「小学生の時から憧れていた今宮健太さんのような走攻守で貢献できるような選手になりたい」と宣言した宇野。偉大な大先輩のもとで、どんな選手へ成長を遂げていくのか。

<早稲田実出身の現役NPB選手>

巨人・重信慎之介(2015年ドラフト2位)
日本ハム・清宮幸太郎(2017年ドラフト1位)
西武・野村大樹(2018年ドラフト3位)

※重信は早稲田大から入団

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