2024年の秋季東京都高校野球大会は26日からの2日間、ベスト8による準々決勝が行われる。

 対戦カードは以下の通り。

<26日>

日大三二松学舎大付

共栄学園帝京

<27日>

早稲田実小山台

淑徳明大八王子

 26日には実力者同士の対決、日大三二松学舎大付が組まれている。決勝戦といってもおかしくないカードで、熱戦が期待される。両者の近年の対戦を調べてみた。

23年秋2回戦 二松学舎大付〇15-8

22年春準決勝 二松学舎大付〇6-5

21年春準決勝 日大三〇5-4

20年秋準決勝 日大三〇3-2

17年春準々決勝 日大三〇16-1

15年秋3回戦 二松学舎大付〇5-1

15年春準々決勝 日大三〇9-2

13年秋準決勝 二松学舎大付〇9-3

13年春準決勝 日大三〇16-3

 日大三の5勝、二松学舎大付の4勝だが、昨年の秋を含め、ここ2戦はいずれも二松学舎大付が勝利を挙げている。秋季大会に限ると二松学舎大付が3勝1敗と分がいい。日大三の巻き返しなるかが注目だ。

 二松学舎大付はここまでの3戦で15安打、15安打、10安打と、すべてで2ケタ安打を放って、40安打26得点と打線が好調。対する日大三は投手陣が安定していて、3戦の合計失点は4。なかでも3戦すべてリリーフ登板した近藤 優樹投手(2年)は、11.1回を投げて失点なく防御率も0.00を誇っている。昨年秋に二松学舎大付に敗れた試合では、2番手で登板し1.1回3失点を喫しているだけに、リベンジを図りたいところだ。