2024年秋季の九州地区高校野球大会(大分)は26日に開幕を迎える。来年春のセンバツ選考の重要参考資料となる大会で、九州地区の出場4枠を巡る争いがスタートする。

 大会初日の対戦カードは以下の通り。

<1回戦>

育徳館(福岡)-日南学園(宮崎)

神村学園(鹿児島)-エナジックスポーツ(沖縄)

龍谷(佐賀)-柳ケ浦(大分)

壱岐(長崎)-専大熊本(熊本)

 九州大会初出場の育徳館壱岐が登場。福岡と長崎で快進撃を続けて準優勝した公立校が、九州の舞台でどこまで力を発揮するか。歴史の扉を開ける戦いに挑む。

 秋季九州大会は初出場となる沖縄の新鋭・エナジックスポーツが、4季連続の甲子園出場を目指す神村学園と対戦。24日に行われたプロ野球ドラフト会議で、龍山 暖捕手が西武に6位で指名され、初めてドラフト指名選手を出した創部3年目のチームが、甲子園でも上位に入る実力校に挑むことになる。