来年春のセンバツ選考の重要参考資料となる、2024年の秋季四国地区高校野球大会(高知)が26日にいよいよ開幕を迎える。センバツ出場は2枠。決勝進出をかけた戦いが幕を開ける。

 初日予定の1回戦の対戦カードは以下の通り。

松山商(愛媛2位)-鳴門(徳島3位)

小松島(徳島2位)-英明(香川3位)

高知中央(高知2位)-今治西(愛媛3位)

尽誠学園(香川2位)-高知(高知3位)

 センバツは16回、夏は26回の甲子園出場を誇る四国を代表する伝統校、松山商が、センバツ9回、夏は14回の甲子園出場を誇る強豪・鳴門と対戦。直近の2チームの対戦は、12年の春季四国大会1回戦で、鳴門が10対9で勝利した。終盤7回から互いに激しく点数を取り合う展開で、9回裏に3点を奪った鳴門がサヨナラ勝ちを収めている。名門同士の対決は、今回も激しい戦いが予想される。

 この対決を制したチームが、高知を制した明徳義塾と対戦するだけに、ますます目が離せない。