来年春のセンバツ選考の重要参考資料となる、2024年秋季の九州地区高校野球大会(大分)が26日開幕し、1回戦が行われた。
エナジックスポーツ(沖縄)が2対1で神村学園(鹿児島)を破った。打線は5回に1点を先制すると、6回にも1点を追加した。先発の久高 颯投手(2年)は7回まで神村学園打線を無安打に抑える好投。反撃を9回の1点に抑えて逃げ切った。創部3年目のエナジックスポーツは九州大会初勝利。神村学園の4季連続甲子園出場は絶望的となった。
創部126年目で、大会初出場の育徳館(福岡)が、9回サヨナラの2対1で日南学園(宮崎)を破った。8回に1点を先制。9回表に同点とされたが、その裏に1点を奪っての劇的勝利で、8強入り。センバツ出場へ大きく前進する4強まであと1勝とした。
同じく大会初出場の壱岐(長崎)は、専大熊本(熊本)を6対3で破り、こちらも初陣を勝利で飾った。初回にいきなり4点を先制。5回、9回にも1点ずつを加えて勝利した。
柳ケ浦(大分)は5対3で龍谷(佐賀)を破った。
27日も1回戦が行われ、ベスト8が出揃う。