来年2025年春のセンバツ選考の重要参考資料となる秋季地区大会が26日、全国各地で行われ、東海地区では常葉大菊川(静岡)と大垣日大(岐阜)、近畿地区では天理(奈良)がセンバツ出場へ大きく前進した。

 関東地区が開幕し、つくば秀英などが初戦を突破。東京都では、準々決勝が行われ、二松学舎大付帝京が4強入りした。

 近畿地区では初戦で大阪桐蔭(大阪)が滋賀学園(滋賀)の前に敗退。6年連続センバツ出場は絶望的となった。

 中国地区では、大田(島根)が38年ぶりの勝利をつかんだ。四国地区が開幕し鳴門(徳島)などが初戦を突破した。

 同じくこの日開幕した九州地区では、創部3年目のエナジックスポーツ(沖縄)が神村学園(鹿児島)を破り、創部126年の育徳館(福岡)や、壱岐(長崎)とともに九州大会初勝利。神村学園の4季連続甲子園出場は絶望的となった。

 27日も各地で試合が行われ、決勝が予定されている東海地区では明治神宮大会出場校が決まる。

 すでに北海道、東北、北信越地区は大会は終了している。

 全国各地区大会の状況、今後の予定は以下の通り。(丸数字はセンバツ出場枠)

【北海道①】

優勝 東海大札幌
準優勝 北海

【東北③】

優勝 聖光学院(福島)
準優勝 青森山田(青森)
4強 山形中央(山形)
   花巻東(岩手)

【関東④+東京と比較①】

27日=1回戦4試合

【東京①+関東と比較①】

27日=準々決勝2試合

【北信越②】

優勝 敦賀気比(福井)
準優勝 日本航空石川(石川)
4強 高岡第一(富山)
   小松工(石川)

【東海➂】

27日=決勝

常葉大菊川大垣日大

【近畿⑥】

27日=準々決勝3試合

【中国②】

27日=準々決勝

【四国②】

27日=準々決勝

【九州④】

27日=1回戦

【神宮枠①】=明治神宮大会(11月20日開幕)

<出場校>

北海道=東海大札幌
東北=聖光学院
北信越=敦賀気比

【21世紀枠②】