<秋季関東地区高校野球大会:山梨学院6-5東海大相模>◇27日◇1回戦◇サーティーフォー保土ヶ谷球場

 東海大相模(神奈川)が延長タイブレークの末、5対6で山梨学院(山梨)に敗れ、2季連続の甲子園出場が絶望的となった。

 先発した注目右腕・福田 拓翔投手(2年)は、初回から146キロを計測するなど力強いと直球を投げ込んでいたが、山梨学院打線に捉えられ6回までに7安打5失点と苦しい展開に。その後は自慢の直球も140キロ台を保ちながら力投を続けたが、延長タイブレークの10回に失点を許して涙を飲んだ。

 力投に応えたい打線は山梨学院の先発・藤田 蒼海投手(1年)に5回途中まで無失点に抑えられたが、6回に4番・金本 貫太内野手(2年)、7回に福田の適時打などで2点を返す。2点差で迎えた9回には、二死から同点に追い付く粘りを見せたが、延長タイブレークの10回に得点を奪うことが出来ず惜しくも敗戦となった。

<試合スコア>

東海大相模 000 001 202 0=5

山梨学院  010 103 000 1×=6