<秋季関東地区高校野球大会:千葉黎明3-2西武台>◇27日◇1回戦◇サーティーフォー保土ヶ谷球場

千葉黎明(千葉)が1点差の接戦を制してベスト8進出を決めた。

先制点を奪われた千葉黎明は、2回に先発の田代 敬祐投手(2年)が二点適時打を放って逆転に成功する。以降は両チーム1点ずつ取り合ったが、2番手の米良 康太投手(2年)が5回無安打無失点の好リリーフ。「秋の千葉大会では調子を崩してしまったので、活躍できて嬉しい」と振り返り、中野 大地監督も、「元々大舞台ではいい投球ができていたので、迷いなくいきました」と期待通りの投球に賛辞を送った。

 同校は千葉県の21世紀枠推薦校に選出されているが、次戦で勝利すれば関東地区の代表としセンバツ大会の出場が濃厚となる。初の聖地へまた一歩前進したが、「もちろん次に勝って甲子園に行くつもりです」と選手・監督は口を揃え、センバツ切符を掴みにいく覚悟だ。

<試合スコア>

西武台  100 100 000=2

千葉黎明 020 010 000=3