四国アイランドリーグplus・徳島インディゴソックスの角井 亮太内野手(生駒―龍谷大)が今季限りでの引退を発表した。
角井は生駒時代に強打の遊撃手として活躍し、最終学年では主将も務めた。そんな角井が話題となったのは3年時夏の奈良大会、初戦の大宇陀戦で見せたプレーだ。2点をリードされて迎えた9回、1点を追い付き尚も二死三塁の好機で打席が回ると、敬遠四球で一塁へ歩かされた角井は迷わず二塁へギャンブルスタート。守備が目をやられている隙に三塁走者が生還して同点に追い付た。一連のプレーがSNSで拡散され、大きな反響を呼んでいた。
角井はその後、龍谷大学に進学すると23年からは徳島でプレー。初年度はリーグ2位の7本塁打を放つと、2年目の今季は副キャプテンも務め、3・4月の月間MVPに選出されるなど持ち味の打撃でチームに貢献していた。
【本人コメント(球団公式サイトより引用)】
今シーズンをもって徳島インディゴソックスを退団し、引退することになりました。
リーグ・球団関係者をはじめ、スポンサーの皆様、ファンの皆様、応援してくださった方々、そしてこれまで自分と関わったくださった全ての方々に心より感謝いたします。
NPBへは届きませんでしたが、約18年夢を追ってしてきた野球を徳島インディゴソックスで終える事に悔いはありません。
特に徳島に来てからの2年間は、自分を応援してくれてる人達のためにも頑張ろうという気持ちも強く、そのおかげでここまで走ってこられました。
本当にありがとうございました。
これからも徳島インディゴソックスの応援をよろしくお願いいたします。