四国アイランドリーグplusの徳島インディゴソックスは5日、来季の新入団選手を発表。今秋のドラフトで12年連続指名を達成した「独立の雄」に豪華メンバーが加入する。
投手は田代 涼太(帝京―創価大)、安田 晃典(総合技術―東亜大)、安藤 銀社(享栄―城西国際大)ら、長身の大学生が名を連ねた。中でも、小林 禅投手(佐久長聖―東北福祉大)は身長188センチの長身から投げ下ろす直球を武器にアピール。大学2年時の冬にマネージャーから転向すると、最速157キロを投げ込むまでに成長を遂げるなど、潜在能力の高さでプロ注目の存在となっていた。他にも最速148キロ右腕・石井 康輝投手(箕面学園―近畿大)や久野 洸太(西京―福岡大)ら、本格派の投手が揃い、投手育成に長けている徳島での飛躍が期待される。
野手で目を引くのが甲子園で”旋風”を巻き起こした大社のスピードスター・藤原 佑外野手だ。50m5秒8の快足を武器に今夏の島根大会では6試合で打率.667、12盗塁の好成績を残して32年ぶりとなる聖地切符を掴んだ。甲子園では4試合で4盗塁と持ち味を発揮。同校93年ぶりのベスト8に貢献するなど、不動の一番打者としてエース馬庭 優太投手と共に"大社旋風"の象徴となっていた。
チームは今後も随時合格者を発表する予定だという。5期連続優勝中のチームに加入する選手から目が離せない。