ソフトバンクの3年目右腕・風間 球打投手が戦力外となり、来季は育成選手としてプレーする。

 明桜時代は1年春から公式戦に登板し、140キロ台の速球を投げ込み、将来有望な逸材として注目を浴びた。順調にスピードアップし、3年夏では秋田大会で最速157キロ。鋭く落ちるフォーク、スライダーを武器にドラフト1位候補として注目された。甲子園にも出場し、初戦の帯広農戦では最速152キロをマークし、完投勝利を挙げて、スカウト陣へアピールした。21年のドラフトではソフトバンクから単独1位指名を受け、将来のエース候補として注目されたが、1年目から故障に苦しみ、実戦登板は少なかった。

 3年目の今年は二軍6試合で防御率5.40、そして三、四軍戦では31試合登板で、37.1回を投げ、防御率8.68、41奪三振、46四死球と大荒れの投球だった。