5日の10時、ソフトバンクは和田 毅投手(浜田)の現役引退を発表した。浜田高校時代は97年夏、98年夏に出場。97年には秋田商のエースだった石川 雅規投手(ヤクルト)と投げ合い、98年は帝京に完投勝利を挙げ、ベスト8進出を果たした。早稲田大では、リーグ新記録となる通算476奪三振を記録した。自由獲得枠で当時のダイエーに入団。1年目から14勝をあげ、5年連続で二桁勝利を記録し、11年から15年までMLBのオリオールズ、カブスの2球団でプレー。

 16年からソフトバンクに復帰し、現役最終年の今季は8試合中、5試合に先発し、2勝2敗、3ホールドを記録した。

 通算334試合登板で、160勝89敗、3ホールド、2099.2回を投げて、1901奪三振、防御率3.18だった。

 これでダイエーでプレーしていた選手はすべて引退。そして和田は松坂大輔投手(元西武)など球界を盛り上げた“松坂世代”の最後のNPB現役選手だった。24年で全員が引退となった。