今年、戦力外通告を受けた岡田 明丈投手(大商大高)は14日のトライアウトに登板した。
陽 岱鋼外野手(福岡第一)を最速149キロのストレートで空振り三振を打ち取るなど二者凡退の好投を見せた。大阪商業大時代は最速153キロ右腕として注目された岡田は15年のドラフトで広島から1位指名を受け、エース候補として期待されて入団。2017年には12勝をマークして優勝に貢献。直球にはこだわりがある。
「力のあるストレートが持ち味で、プロの世界で生きてきた。今日は肘の不安がなく、すべてストレートを投げることを決めていた」と手応えを感じていた。陽を三振に仕留めたことについて「しっかりと当たったらホームランになる打者だと思いますので、ストレートで勝負することが出来てよかったです。三振を奪ったのはしっかりと投げきれたと思いますし、自信になります」と笑顔を見せた。
今回のトライアウトの結果については「これまで準備してきたことはやれました。あとは待つだけです」と語った。
現役続行を誓う右腕に他球団のオファーは届くのか。