大阪ガスの田中 誠也投手(大阪桐蔭)が自身のSNSで現役引退を表明した。田中は大阪桐蔭時代、14年夏の甲子園に初出場。3回戦の八頭戦では3安打完封を達成。甲子園優勝を経験し、15年選抜はエースとしてベスト4に導いた。立教大に進学し、2年生時に大学選手権でも好投し、優勝に導いた。
立教大の4年間では通算17勝15敗、250奪三振、防御率2.20の好成績。常時140キロ前後ながら、鋭く落ちるチェンジアップを武器に三振を量産する技巧派左腕だった。大阪ガスでは都市対抗、日本選手権でも登板し、今季は公式戦7試合に登板し、9月12日の日本選手権予選・NTT西日本戦が最後の登板となっていた。
田中は自身のSNSにて「こんな沢山の方に応援していただけるとは夢にも思いませんでした。嬉しい事、悔しい事ありましたが、その中で皆さんに応援してもらえたことが嬉しかったです。本当に感謝しています。今まで応援ありがとうございました。野球してて良かったです」と感謝の思いを述べている。