四国アイランドリーグplusの徳島インディゴソックスが15日、新たに3人の新入団選手を発表した。
荒木 誠也投手(戸畑―九州産業大)は、最速148キロの本格派。常時140キロ中盤を計測する直球を武器に先発・中継ぎで躍動してきた。今夏は大学選手権にも出場し、準々決勝の早稲田大戦で登板している。大学では指名漏れも、徳島で球速が伸びれば、NPB入りが近づくだろう。
野手では加田 拓哉外野手(帝京―桐蔭横浜大)と篠塚 大雅捕手(浦和学院(甲)―日本大(中退))が加入する。加田は今季1試合3発を放った長打力に遠投115mの強肩も秘める。帝京時代には主将を務め、東東京の独自大会で優勝に導いていた。大学でもキャプテンシーを発揮し、「高校時代から下級生に厳しく意見してきた。発信するからには自分もやらなければいけない」と帝京の前田 三夫前監督の学びを活かしてプレーしている。
篠塚は強肩を売りに埼玉の名門・浦和学院で正捕手を務めた。3年時夏には甲子園を経験し、仙台育英相手に2安打を放っている。日本大進学後は怪我に悩まされたが、徳島の地で再び躍動したいところだ。