第55回明治神宮野球大会(神宮)の高校の部は21日、ともに初戦となる2回戦2試合が予定されている。甲子園でも常連の4校が登場。レベルの高い試合が期待できそうだ。

【2回戦】

明徳義塾(四国・高知)ー横浜(関東・神奈川)

沖縄尚学(九州・沖縄)ー敦賀気比(北信越・福井)

明徳義塾横浜は、これまでも甲子園などで名勝負を繰り広げてきた強豪で、初戦で対戦するのはもったいないカード。今年のチームでは、両チームともに注目の投手を擁して大会に臨む。

明徳義塾は左腕エースの池崎 安侍朗投手(2年)が君臨する。今年の夏甲子園、国民スポーツ大会のマウンドも経験。大きな自信を胸に横浜打線と対峙する。

横浜奥村 頼人投手(2年)と、織田 翔希投手(1年)の2人がダブルエースとしてチームを支える。中でも「スーパー1年生」の呼び声高い最速147キロ右腕・織田の登板は注目を浴びることは間違いない。しぶとい明徳義塾打線相手の投球で、真価が問われる。

沖縄尚学敦賀気比も、ともに甲子園で優勝経験を持つ強豪同士。沖縄大会で150キロをマークした沖縄尚学の左腕・末吉 良丞投手(1年)の投球が勝敗のカギを握りそうだ。