第55回明治神宮野球大会(神宮)が20日開幕し、高校の部は1回戦2試合が行われた。
東洋大姫路(近畿・兵庫)は5回コールドの10対0で聖光学院(東北・福島)に快勝して初戦を突破した。1回に5番・高畑 知季内野手(2年)が左翼へ3ランを放って先制。2回にも連続適時打で3点を追加した。その後、攻撃の手を緩めることなく加点し、コールド勝ちに持ち込んだ。
プロ注目右腕の先発・阪下 漣投手(2年)は5回44球、2安打しか許さない完封劇でチームに快勝をもたらした。東洋大姫路は創部61年目で初の明治神宮大会の勝利を手にした。
東海大札幌(北海道)は3対0で大垣日大(東海・岐阜)を破って、現校名となってから初勝利を手にした。初回に太田 勝馬内野手(2年)の適時三塁打などで3点を先制。このリードを先発の背番号7・矢吹 太寛投手(2年)から、背番号1・高橋 英汰投手(2年)への継投で6安打に抑えての「完封リレー」。チームの快勝を導いた。
21日は2回戦2試合が予定されている。