<明治神宮野球大会 大学の部:天理大2-1札幌大> 21日◇ 2回戦◇ 明治神宮野球場

 阪神大学野球秋季リーグで8連覇を達成した天理大が神宮大会に出場。初戦の札幌大戦は、2対1と苦しみながらも初戦突破を決めた。

 先発の的場 吏玖投手(2年=大阪電通大高)は、初回に連打と死球で満塁の窮地を作ると、佐野 翔騎郎外野手(4年=札幌大谷)に犠飛を許す。しかし、2回以降は立ち直り、要所を締める投球で7回119球を投げて1失点の好投を見せた。

 好投に応えたい打線は、5回に無死満塁の好機を作ると、石飛 智洋外野手(4年=出雲西)と池田 優斗内野手(1年=八戸学院光星)が連続で犠飛を放って2点を奪って逆転に成功した。

 このまま天理大の投手陣が1点のリードを守り切って準決勝進出。この試合であげた全打点が犠飛で終わる珍しい展開となった。