<明治神宮野球大会 大学の部:環太平洋大3-0名城大> 21日◇ 1回戦◇ 明治神宮野球場

 環太平洋大が名城大に3対0で快勝。楽天からドラフト2位指名を受けた徳山 一翔投手(4年=鳴門渦潮)は、中継ぎで登板して4回を無失点に抑えた。

 最速153キロの直球は、「指にかかっていて、ある程度バラつきもあったのでよかった」と好感触。3四球に満塁の窮地も作るなど課題も残し、この日の投球を60点と評したが、「去年に比べて変化球でカウントがとれるようになり、打者の的を絞らせないようにすることで投球の幅が広がった」と一定の手応えも感じているという。

 徳山にとっては3度目となった明治神宮大会。「マウンドに立ったら自然といいイメージが沸いてくる」と豊富な経験を生かして腕を振っている。

 次戦は早稲田大と対戦。徳山と同じく楽天から5位で指名を受けた吉納 翼外野手(4年=東邦)と対戦の可能性もあるが、「意識はしているが、いい打者が多いので一人ひとりを抑える意識で投げたい」と強く意気込んだ。