第55回明治神宮野球大会(神宮)高校の部は22日、準々決勝2試合が行われ、4強が出揃った。
東洋大姫路(近畿・兵庫)は6対1で二松学舎大付(東京)を破って初の4強入りを決めた。初回、2回と1点ずつを挙げ、6回には2点を追加。8回には2点をダメ押しした。先発の末永 晄大投手(2年)は6回を7安打無失点に抑え、7回からはプロ注目右腕、阪下 漣投手(2年)が登板。3回を1失点にまとめて逃げ切った。
広島商(中国・広島)が3対0で東海大札幌(北海道)を退け、初出場初4強入りを決めた。初回に1死走者なしからの5連打などで2点を先制すると、2回にはスクイズで1点を追加した。先発の左腕・徳永 啓人投手(2年)が、8回無失点の好投で序盤のリードを守り切った。