第55回明治神宮野球大会(神宮)大学の部は24日、準決勝が行われ、青山学院大(東都)と、創価大(関東5連・東京新)が決勝進出を決めた。
第1試合は先行した青山学院大に対して、天理大(関西5連第1・阪神)が4回に追いついて4対4のまま延長戦に突入。10回表を無失点に切り抜けた青山学院大が、その裏に初谷 健心内野手(3年=関東第一)の中前打で5対4でサヨナラ勝ちした。2年連続の決勝進出を果たすと同時に、今年、春秋のリーグ戦と大学選手権大会に続いて、明治神宮大会を含めた「4冠」に王手をかけた。
第2試合は、創価大が12対8で環太平洋大(中国四国3連・中国地区)を破って、初の決勝進出を決めた。序盤から激しい打撃戦となり、4対4で迎えた2回に1点を奪うと、3回にも2点を追加。中盤も点の取り合いとなったが、攻撃の手を緩めることなく14安打の猛攻を見せて勝利した。来年ドラフト1位候補の立石 正広内野手(3年=高川学園)は7回の2ランを含め、3打数3安打3打点の活躍を見せた。
25日に決勝が予定されている。