25日、神宮大会高校の部決勝戦の横浜vs広島商の一戦が行われる。懸念されるのは広島商のエース・大宗 和響投手(2年)のコンディションだ。23日の準決勝では10回を投げて、184球、22日の準々決勝・東海大札幌戦でも10球投げており、2日間で194球投げているということになる。中1日で決勝戦を迎えるが、登板の場合、連投の影響はありそうだ。

 普段の大宗は常時130キロ中盤。150球以上を投げ、間隔を開けないまま登板すると、平均球速は下がりやすい。被打率も高まってくる。

 広島商は左腕・徳永 啓人投手(2年)、右腕・沖村 颯大投手(2年)、左腕・片岡 虎士投手(1年)の3投手が控えている。決勝の投手起用にも注目が集まる。