創価大のスラッガー・立石 正広内野手(高川学園)は大学日本代表の候補合宿でもその強打は健在だった。フリー打撃に入ると2本の柵越え。一つは場外本塁打もあった。前半はややタイミングを取ることに苦労していたが、後半から鋭い打球を飛ばしていった。それでも調子自体は良くなったようだ。

 大会終了後はオフに入り、体を休めながら、この合宿へ向けて調整をしてきた。2日目は実戦形式のシート打撃に入る。好投手たちとの対戦になるが、「それこそ甘いボールが少ないので、チャンスが少ない。自分からどんどん振って、ヒットにできればと思います」と意気込んだ。

<立石の各大会の打撃成績>

■神宮大会

1回戦   佛教大戦 5打数3安打2打点 1本塁打

準々決勝  富士大戦 4打数2安打

準決勝 環太平洋大戦 3打数3安打3打点

決勝  青山学院大戦 3打数2安打1打点

15打数10安打、打率.667、2本塁打6打点、出塁率.722、長打率.1.133、OPS1.856

■横浜市長杯

準々決勝 中央学院大戦 5打数2安打1本塁打 3打点

準決勝  横浜商科大戦 4打数2安打

決勝   日本体育大戦 4打数1安打

            13打数5安打 1本塁打3打点