皆さん、こんにちは!! 『高校野球ドットコム』の河嶋です!
現在、愛媛県松山市で開催されている大学日本代表候補の強化合宿に来ております。翌年のドラフト候補のショーケースはこの合宿から始まっています。
次々と高いパフォーマンスを示した指名選手たち
金丸夢斗(関西大)
2022年には、今年のパ・リーグ新人王となった西武・武内 夏暉投手(八幡南-國學院大)ら5人のドラ1を含め13人の指名選手が誕生。23年には、楽天・宗山 塁内野手(広陵-明治大)、中日・金丸 夢斗投手(神港橘-関西大)ら5人のドラ1に加えて、13人の指名選手を輩出しました。
毎年、この合宿は全体で45人前後が参加しているので、三分の一が指名されています。この2年で指名された26人は全員が本指名でした。
この合宿では彼らのパフォーマンスのレベルの高さが目を惹きます。22年には広島1位の常廣 羽也斗投手(大分舞鶴-青山学院大)は150キロの速球、鋭く落ちるカーブを投げ込んで、世代上位のパフォーマンスを見せれば、23年には金丸投手と宗山選手の直接対決があり、金丸投手が直球で空振り三振を奪い、見応えのある対決でした。当時の宗山選手は打撃の調子を崩していましたが、守備の機会では安定した守備を見せており、スカウトたちの評価は変わらず1位指名評価でした。
そして愛知工業大の中村 優斗投手(諫早農)は最速157キロをマークし、無失点の好投を収め、評価を上げた結果、ヤクルト1位指名を実現しました。
この合宿で150キロを超える速球を投げ込んでいた寺西 成騎投手(星稜-日本体育大)も1好アピールをして、オリックス2位につなげました。
まずこの合宿で参加選手でもトップのパフォーマンスを示すことがドラフト指名に向けて大事なのが分かります。