大学日本代表候補に選出され、強化合宿に参加した東洋大の154キロ右腕・島田 舜也投手(3年=木更津総合)が来季の活躍を誓った。16日の東都一部二部入替戦から2週間ほど経ってから実戦のマウンド。しばらく休みながら調整をしていたため、1日のシート打撃では本調子ではなかったという。それでも最速150キロ、平均球速148.3キロとストレート自体は走っていた。

「調子が良くないなりに150キロが出たのは良かったと思います」と振り返った。

 来年は一部でプレーする。

「今まではアバウトな感じでも抑えることができていましたが、一部ではそれが通用しないと思いますので、しっかりと投球を突き詰めていきたい」と課題を語る。

 この合宿ではトラックマンの測定があり、登板翌日の2日にフィードバックがあった。

「球筋が安定していないという指摘でした。もっと安定させることができればと思っています」

 木更津総合出身では篠木 健太郎投手(法政大)がDeNAから2位指名を受けた。同校出身の投手はNPBに4人もいる。島田もそれに続きたい思いだ。

「篠木さんは憧れであり、尊敬している投手。投手の先輩方が活躍しているので、自分もそれに続きたいですね」

 大学に進んだ楽天・早川 隆久投手、ヤクルト・山下 輝投手は1位、そして篠木は2位といずれも上位で指名されている。島田も上位指名の評価を与えられる活躍を目指す。