日本高校野球連盟(日本高野連)は6日、大阪市内で理事会を開き、来年5月5日に「全国高等学校軟式野球選手権大会70回記念 春の軟式交流試合 in 甲子園」を甲子園球場で開催することを決めた。
日本で軟式のボールが1918年に開発されて以来、軟式野球は日本国内での野球の普及・発展に大いに貢献。全国高校軟式野球選手権大会が来年で70回大会になるのを記念し、全都道府県から選手を選抜し甲子園で東西交流戦を行うことにより、高校軟式野球の魅力を発信し、軟式野球のさらなる普及と振興を図ることが目的。軟式高校野球が甲子園で開催されるのは初めて。日本高野連では例年4月か5月に全国審判講習会で甲子園球場を使用しており、その日程内で東西交流戦を企画した。当日は全国審判講習会と軟式東西交流戦が両方行われ(時間割は今後決定)、雨で中止になった場合は振替休日の5月6日に順延される。
軟式野球部の加盟校を持つ都道府県を東日本、西日本の2ブロックに分け、各ブロックの加盟校の部員から選手を選考し責任教師、監督、コーチ2名、選手25名、記録員1名の合計 30名以内ピックアップチームを編成する。
東日本ブロック:北海道、東北、関東、北信越
西日本ブロック:東海、近畿、中国、四国、九州
9イニング制で行われ、同点の場合の延長戦は実施されない。
2026年以降も開催するかどうかは、2025年の開催後にあらためて話し合われる。