各地で開催されている夏の甲子園を目指す地方大会。18日、関東では多くの実力校が登場したが、波乱の展開が起こった。

 昨夏の甲子園を制した慶應義塾が4対2で桐蔭学園に敗れ、5回戦で姿を消した。

 一方、横浜東海大相模桐光学園など他の神奈川実力校は順当に勝ち進んだ。

 春の関東王者・白鷗大足利は延長10回タイブレークの末、3対2で鹿沼商工に敗れた。5回までに2点リードも、6回、8回に1点ずつ失い延長戦へ。タイブレークの10回表に得点を奪えず、その裏に適時打を許してサヨナラ負けを喫した。プロ注目の152キロ右腕・[player]昆野 太晴[player]投手(3年)は逆転のピンチとなった8回2死からマウンドに上がったが、タイブレークで力尽きた。

 山梨では昨夏甲子園出場の東海大甲府とセンバツ出場の山梨学院が激突。4対1で東海大甲府に軍配が上がった。