チームの課題に最短でアプローチ!ゼットから出ている画期的プロテイン
そんななかで、ゼットから販売されているプロテインは、各チームで抱えている悩みに直接的にアプローチができるということで人気が高い。というのも、ゼットのプロテインはチーム単位でオーダーメイドする事が可能。身体づくりにおいて抱えている課題を公認スポーツ栄養士監修の元、オーダーによって必要な栄養素をプロテインに追加することで、確実に課題解決へ近づけられるというわけだ。
5年ほど前から、このオーダープロテインは始まったが、仕組みとしてはまずベースプロテインと呼ばれる3種類のプロテインから選ぶ。
大豆から作られて植物性タンパク質のソイ。動物性タンパク質でも、吸収効率が高くて、普段から安くて手軽に購入できることで馴染み深いホエイ。一方で吸収効率が緩やかで、長時間に渡りタンパク質の補給ができるカゼインの3つからベースを決める。
そのうえでクレアチンやビタミンなど、各チームに応じて必要な栄養素を選ぶ。例えば「身体を動かす時期ならばクレアチン、身体を大きくする時期なら筋肉を作るサインを送り出すHMBを配合する」といったようにおよそ20項目以上の選択肢があるが、チームそれぞれで抱えている課題にアプローチするために、必要な要素を選ぶ。
だから、「補食のタイミングだったり、普段の食事で物足りなかったり、各チームが抱える問題を、このプロテインで補えたらいいよね」ということで、ある種の補食の意味合いも込めてカスタイマイズをしているところもあるそうだ。
こうしてオリジナルのプロテインを完成させる。細かな手順はないが、アスリートテストをはじめ、様々な形で選手たちの身体づくりに携わっているからこそ、このプロテインはゼットのなかでも自信を持っている。
「弊社は長年、測定を通じて様々なチームと接点をもって、あらゆる課題を聞いてきました。その度、最適な解決案を提案してきた実績と、チームとの深い関係性は、他のプロテインを販売しているところよりも、優れていると思っています。
ですから選手や指導者が抱えている問題を一緒に解決策を探し提案ができるので、安心して飲むことができると思っています」(桐畑さん)
特にアスリートテストを併用した場合は、「効率よく身体づくりができると思います」と話す。実際に両方を採用しているチームの多くは、数字が向上しやすく、結果的にパフォーマンスがアップする傾向にあるということなので、桐畑さんの言葉には説得力がある。
これからの野球界、身体づくりの持つ重要性はより大きくなっていくだろう。特にこの夏、酷暑によって足をつってしまう選手が多く見られた。その対策として、甲子園で試験的に2部制を導入。今後も厳しすぎる暑さとは向き合わせなければならない。
となると、選手個々の身体づくりは必然的に重要性が増してくるはず。そのポイントとなるのは、このオフシーズンだろう。その点は桐畑さんも同意見だった。
「身体を動かす、守っていくことを考えれば、ベースとなる食事に加えてサプリメントなどでの栄養補助は大きな役割を担うと思います。もちろんトレーニングも大切ですけど、最高のパフォーマンスを発揮するには、コンディションを最高の状態にしないといけない。
だから良いトレーニングをしても、食事が伴わなければパフォーマンスは発揮されない。またその逆も同じです。なので、そのバランスはとりながら、パフォーマンスアップ、そしてケガのない強い身体を作るサポートができたらと思います」
そのなかでもゼットのプロテインは、一歩先を行く商品となっている。これまで説明してきたことはもちろん、新基準バットに適応していく観点からも、その有用性を語る。
「効率よくタンパク質などを摂取できるから正しいトレーニングと組み合わせて、車でいえばエンジンを大きくして出力を高める。HMBなどの栄養素ならば、より促進ができますし、出来上がった身体をしっかりと動かすために必要なビタミンやミネラルなども、配合によっては摂取できる。
そうやって100メートル走を走るアスリートのような瞬発力ある体格で、縦横無尽に動ける柔軟性を持って、道具を自在に素早く操る。そうしないとボールに正確かつ強く衝突して飛ばせませんから。その時に必要になる高出力エンジンとガソリンの両方にアプローチが、弊社のプロテインならできると思います」(桐畑さん)
ゼットを含めて、あらゆる形で、色んな所でプロテインが販売されている。工夫1つでプロテインをいつでも摂取できる環境が整っているが、「何を食べないといけないのか、いま何が必要なのか知らないといけない」と桐畑さんは球児へメッセージを送る。そのうえで「切っても切り離せない」と相対関係だと桐畑さんは話した。
球児たちはそのことを肝に銘じて、有意義なオフシーズンを過ごしてほしい。
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