12月9日、現役ドラフトが行われ、計13人の移籍が決まった。3回目となる今回は初めて2巡目の指名があり、年俸5000万以上の選手の移籍もあるなど、過去2回に比べれば実績のある選手の移籍が相次いでおり、どの球団も現役ドラフトを積極的に活用している。
このオフで積極的な動きが見られるのは楽天。ヤクルトで中継ぎとして実績のある今野 龍太投手(岩出山)や、今季5勝ながら129.1回を投げ、イニングイーターとして活躍した前ヤクルトのミゲル・ヤフーレ投手など今季のオフは計5投手を獲得した。
FA宣言では楽天の茂木 栄五郎内野手(桐蔭学園)がヤクルトに移籍。早稲田大時代、ずっとプレーしてきた明治神宮球場で輝きを取り戻す事ができるか注目だ。
FA宣言している石川 柊太投手(総合工科)、甲斐 拓也捕手(楊志館)の去就にも注目が集まる。
■ポスティングシステム
ロッテ・佐々木 朗希投手(23歳・大船渡)
■FA宣言 ※は海外FA
【Aランク】
※巨人・菅野 智之投手(35歳・東海大相模-東海大)
阪神・大山 悠輔内野手(30歳・つくば秀英-白鴎大)→残留
【Bランク】
※広島・九里 亜蓮投手(33歳・岡山理大付-亜細亜大)
中日・木下 拓哉捕手(33歳・高知-法政大-トヨタ自動車)→残留
ソフトバンク・甲斐 拓也捕手(32歳・楊志館)
楽天・[team]茂木 栄五郎内野手(31歳・桐蔭学園-早稲田大)→ヤクルト[/team]
【Cランク】
ソフトバンク・石川 柊太投手(33歳・総合工科-創価大)
阪神・原口 文仁捕手(33歳・帝京)
中日・福谷 浩司(34歳・横須賀-慶応大)
A、Bランクは人的補償が伴う Cランクは人的補償なし