ソフトバンクの甲斐 拓也捕手(楊志館)が17日、巨人へ移籍する意向を固めたことがわかった。
甲斐はベストナイン3度、ゴールデングラブ賞7度の実績を誇り、前回大会のWBCでは世界一を経験した日本を代表する捕手の一人。巨人は大城 卓三捕手(東海大相模―東海大ーNTT西日本)、岸田 行倫捕手(報徳学園ー大阪ガス)に加え、経験豊富な小林 誠司捕手(広陵ー同志社大ー日本生命)と12球団トップクラスの捕手陣と言っても過言ではない状況だ。
今回の移籍に同じく巨人の山瀬 慎之助捕手(星稜)が「負けない!!」と投稿。星稜時代は奥川 恭伸投手(星稜)とともに甲子園準優勝を経験し、ドラフト5位で巨人に入団している。山瀬は甲斐とともに合同自主トレを行うなど、移籍前から親しい間柄。しかし、来季からは同じポジションを争うライバルとして戦うこととなった。
今季は優勝を決めた翌日のヤクルト戦でスタメンマスクをかぶり、2安打の活躍を見せた。来季6年目を迎える24歳は、自慢の強肩と成長を見せている打撃で信頼を勝ち取ることが出来るのか。