21日、今秋のドラフトでソフトバンクから育成ドラフト1位指名を受け、入団辞退を発表していた日本学園古川 遼投手(3年)がSNSを更新。桐蔭横浜大に合格したことを発表した。

 身長190センチの長身から繰り出す力強い直球が魅力。直球の最速は144キロを誇り、3年時夏の西東京大会ではベスト16に入っていた。入団辞退発表後には、SNSで「もう一回プロ野球選手を目指すイバラの道に進みますが、高校で指名されたことは完全に忘れて、全力で夢に向かってやっていきます」など、心境をつづった文章を投稿していた。

 進学が決まった桐蔭横浜大は23年のドラフトで楽天から1位指名を受けた古謝 樹投手(湘南学院)や、巨人の菊地 大稀投手(佐渡)ら、好投手をNPBに送り出している。4年後の1位を目指す右腕は、「この度、桐蔭横浜大学に合格いたしました。横浜スタジアムなど、また関東での野球となりますが、ぜひ応援よろしくお願いします。初心にかえってまた1から頑張ります。」と次のステージへ向けた意気込みを語っていた。