最下位に終わった西武は15名が退団した。長く守護神として活躍した増田 達至投手(柳学園)、俊足打者として活躍した金子 侑司外野手(立命館宇治)といった活躍選手の引退もあったが、一軍出場も多く鈴木将平外野手(静岡)、高木渉外野手(真颯館)と期待の若手として起用されながらも、成績不振や怪我により結果を残せなかった若手・中堅野手たちも戦力外となり、引退を決めた選手も多い。

 オフの動きを見ると、低迷期を早く脱したい流れが見られる。今年はドラフト2位の渡部聖弥外野手(広陵-大阪商業大)など期待の打者を指名した。来季は希望が持てるシーズンになれるか注目だ。

引退 増田 達至投手(36歳・柳学園-福井工業大-NTT西日本)
引退 金子 侑司外野手(34歳・立命館宇治-立命館大)
引退 岡田 雅利捕手(35歳・大阪桐蔭-大阪ガス)
引退 陽川 尚将内野手(33歳・金光大阪-東農大-阪神)
引退 ブランドン内野手(26歳・石川-東農大オホーツク)
引退 戦力外 ジョセフ外野手(25歳・豊川-名古屋学院大)
引退 高木 渉外野手(24歳・真颯館
退団 本田 圭佑投手(東北学院)現役ドラフトでオリックスへ
退団 ジェフリー・ヤン投手 (28歳・エスクエラメルセデスラウラアギアール高 - 米マイナー)
退団 ヘスス・アギラー内野手(34歳・クリストレイ高 - インディアンス - ブルワーズ - レイズ - マーリンズ - オリオールズ - アスレチックス)
退団 フランチー・コルデロ外野手(30歳・インスティテュートポリテクニコデアズア高 - パドレス - ロイヤルズ - レッドソックス - ヤンキース)
戦力外 鈴木 将平外野手(26歳・静岡)ハヤテ
育成 戦力外 粟津 凱士投手(27歳・山本学園-東日本国際大)
育成 戦力外 伊藤 翔投手(25歳・横芝敬愛-徳島インディゴソックス)
育成 戦力外 赤上 優人投手(25歳・角館-東北公益文科大)