25日、TBS系で放送される「プロ野球戦力外通告」に元巨人の菊田 拡和内野手(常総学院)が出演する。
菊田は高校通算58発の長打力が高く評価され、巨人にドラフト3位で入団。"常総のバレンティン"とし称された豪快なスイングを武器にアピールを続けた。
その後は守備面でも課題を残し、二軍出場が続いた。さらには今春に腰のヘルニアで長期離脱を余儀なくされ苦しい状況に。「自分でも自信があったので悔しかった」と長いリハビリ生活に耐え、8月に実践復帰を果たしたが、一軍出場は無くオフに戦力外通告を受けた。プロ5年目で一軍通算6試合に出場も、安打を記録することが出来なかった。
11月には12球団合同のトライアウトに参加。5打席で1安打を放ったが3三振を喫し、「終わったという感じはしなくて、まだまだこれからという気持ちです」と前を向いていた。
「一番は野球を続けたい」と絞り出し、現役続行を望んでいた菊田。番組では「ポスト岡本」として紹介され、ファンからも期待されていた大砲に吉報が届くのか。